【スーパーフードとは】クコの実、枸杞子、ゴジベリー 2020.10.08 欧米で人気が広まっている「ゴジベリー」美味しいですよね! ご存知の方も多いかと思いますが、日本でも自生していてよく食べられる「クコの実」のことです。 ナス科のクコまたはナガバクコの果実です。 これを乾燥したものが漢方薬の材料となる「枸杞子(クコシ)」となります。 中国語発音のピンインではgǒuqǐつまりゴウジィという感じの発音なのでこれがそのままゴジベリーの通称になったようです。英語ではウルフベリーとも呼ばれます。 「枸橘(カラタチ)のようなとげがあり、杞柳(コリヤナギ)のように枝がしなやかに伸びる」ので、枸杞と名付けられたと言われています。 中国最古の薬物書「神農本草経」にも載っていて、滋補肝腎、身体の潤いを補い慢性の咳や乾燥、腰や膝の倦怠感、目の疲れやめまいなどの目の不調に用いるとされます。 クコの実は、栄養がとても豊富です。 例えば、必須アミノ酸。 また、ポリフェノールの一種であり滋養強壮効果のあるゼアキサンチンや、血管の弾力性を保持、高血圧や動脈硬化の予防効果のあるルチンが含まれています。 さらに、消化器系の働きを促進するベタインも含まれています。 中でもゼアキサンチンには、肌や目の健康維持、体内の酸化予防をするもあり、同じ働きをするベータ・カロテンも豊富なことから、クコの実を食べる日焼け止めと呼ぶ人もいるそうです。 私は、中華粥や香港粥が好きでよく作るのですが、元気になるための薬膳おかゆ「コンジー」にニンニクやショウガ、棗・松の実などと一緒に入れたものが良く食べられています。鶏や貝柱の出しで炊くととても美味しいですよ! ご飯にベリーを入れる料理って他に思い浮かばないのですが、パンにはベリーのジャムをよく使いますよね。 いつかゴジベリージャムを作ってみようかなと思います。 それでは、今日はここまで! 【スーパーフードとは】過去のまとめ記事INDEX 前のページ 一覧に戻る 次のページ