【スーパーフードとは】フルーツを超えたクランベリーの働き 2021.03.02 アメリカを代表するフルーツの一つ、クランベリー。 和名では「ツルコケモモ」と呼ばれますが、クランベリーには4品種あります。 ツルコケモモ・ヒメツルコケモモ・オオミツルコケモモ・アクシバの4つで、見た目や味はどれも似たような感じです。 北米大陸に自生していたようで、ネイティブアメリカンの重要なビタミン源だったようです。 花の形が鶴(Crane)に似ているところからクランベリーと呼ばれるようになったとする説が有力です。 クランベリーがスーパーフードと呼ばれる理由 クランベリーがスーパーフードと呼ばれる理由は、豊富なビタミンCとポリフェノールといった抗酸化物質とともにキナ酸を含むことがあげられます。 沖縄の方にありそうな名前の「キナ酸」ですが、とても嬉しい栄養素です。 体に吸収されると「馬尿酸」と呼ばれる物質に変化します。 この物質には尿のpHを下げて、殺菌力を高めるという重要な働きがあります。 不足すると、尿によって殺菌される尿道周辺で菌が繁殖して、尿道炎などの炎症を起こしやすくなります。 クランベリージュースが感染菌が尿路に付着するのを70%防止するとの研究論文もあります。 キナ酸はコーヒーなどにも含まれていますが、コーヒーを飲めない方やお子さんなどはクランベリージュースを飲むのがアメリカやカナダなどで民間療法になっています。 クランベリージュースには、ポリフェノールとして、カシスなどと同じプロアントシアニジンが豊富で、総ポリフェノールも赤ワインと同程度含まれているため、ジュースとして朝飲むのにもお勧めです。 【スーパーフードとは】過去のまとめ記事INDEX 前のページ 一覧に戻る 次のページ