短鎖脂肪酸は健康とダイエットの基本です 2020.12.17 短鎖脂肪酸とは 腸内細菌が作り出すものの一種で、9種類あります。 なかでも私たちの健康に重要な役割を担っていると考えられるのが、酪酸・酢酸・乳酸の3つです。 短鎖脂肪酸の健康効果 ・ 大腸のエネルギー源となり、大腸を元気にします ・ ミネラルの吸収が良くなります ・ 腸のバリア機能を回復し、感染症にかかりにくくします 短鎖脂肪酸のダイエット効果 ・ 過剰な食欲を抑えます ・ 脂肪の燃焼を促進し、蓄積を抑えます ・ 悪玉菌の作る代謝低下物質を減らします 短鎖脂肪酸の増やし方 短鎖脂肪酸はどのように増やせばよいのでしょうか? 短鎖脂肪酸は「この食べ物に含まれている」というものではありません。 実は「短鎖脂肪酸」はお腹の中で作られる物質なのです。主に、食物繊維やオリゴ糖を食べたときに作られます。 食物繊維やオリゴ糖は、私たちの体の中では分解することができません。そのため、そのまま腸まで届きます。 そして、腸内に棲みついている腸内細菌によって分解されます。 そのときに作られるのが「短鎖脂肪酸」です。 つまり、お腹の中で、菌によってつくられます。 その時に活躍する菌が、酪酸菌・乳酸菌・ビフィズス菌の3菌です。 短鎖脂肪酸を増やすために、食物繊維・オリゴ糖、そして、酪酸菌・乳酸菌・ビフィズス菌の3菌を摂りましょう。 前のページ 一覧に戻る 次のページ