【スーパーフードとは】捨ててはいけないコーンシルク(とうもろこしのひげ)
コーンシルク(とうもろこしのひげ)
トウモロコシの先端から伸びている、黄緑色や茶色の「ひげ」。
これ実は、めしべの一部なんです。めしべなのに「ひげ」です。
きれいに洗うと、とてもなめらかで美しいということで、英語では「コーンシルク」と呼ばれています。
スーパーフードとして注目
コーンシルクは、漢方では生薬名を「南蛮毛(ナンバンモウ)」と呼ばれています。
ヨーロッパなどの伝統的医療でも、水の巡りを整えるとされ、利尿作用やむくみの改善などに利用されています。
主成分はカリウムですが近年、抗糖化成分も見つかり、トウモロコシ以上にスーパーフードとしてのポテンシャルを秘めた素材として注目されています。
もしかして、普段、捨てていませんか?
調理の際に捨てずに食べちゃわないともったいないですよ。
茶色く変色していない部分はきれいに洗って素揚げにしたり、刻んでトウモロコシと一緒にご飯に炊きこんだりもできますが、私のおすすめは天ぷらです!基本的には、トウモロコシと同じお味ですよ!
コーンシルクの天ぷら
<作り方>
- 蒸すか茹でたトウモロコシの粒を外します
- コーンシルクとトウモロコシの粒を混ぜ、小麦粉と一緒にまぶします
- 塩コショウで味を付けます
- 少しの水を入れ混ぜます
- あとはカラッと揚げるだけ
サクサクの食感がおつまみにもおかずにもぴったりです。
むくみやお肌のくすみが気になるときにぜひお試しください!
それでは今回はココまで!
Let’s be スーパーフーディーズ!
【参考】
論文名:コーンシルクに含まれる抗糖化活性成分
Chemical Constituents of the Style of Zea mays L. with Glycation Inhibitory Activity
出 典 Chem.Pharm.Bull, 2007,55,153-5
要 約 コーンシルク(トウモロコシのヒゲ)から分離したFlavonoid類の抗糖化活性を測定した結果、genistein、alternanthin、chrysoeriol配糖体に高い抗糖化活性が認められ、抗糖化物質として知られるAminoguanidineの10倍以上強い活性であった。