骨が脳の若さを保つ鍵だった!
「骨」はビルの鉄骨みたいに”硬くてただ支えてくれている棒”というイメージがあります。
でも、実は、『全身に若返り物質を分泌する働きがある』と分かったそうです。
これは、NHKスペシャル「骨が出す!最高の若返り物質(2018年1月7日放送)」で放送されていました。
オステオカルシン
- ・脳を若返らせて記憶力をアップ
- ・脂肪を減らす
- ・血糖値を下げる
- ・筋肉を丈夫にする
オステオカルシンは、全身の若返りをしてくれているそうです。
その他にも「骨」は免疫力を上げてくれたり、肝臓や膵臓の機能を保ってくれたり…、
関係がないところがないくらいに全身に関係しています。
骨が衰えると危険
このように体全身に関係のある「骨」ですから、衰えてしまうと…
全身の老化がアクセルを踏み込んだように、一気に加速します。
そして、命の危険にさらされるレベルまで進んでしまうそうです。
「骨折すると、その後の生存率は癌よりもずっと低い」
骨がダメージを受けたり、スカスカになったりして衰えると、それは全身に影響するという
ことが本格的に証明されてきています。
いつまでもボケずに元気でいるためにも、骨は元気に保った方が良いということです。
「骨の年齢は骨密度でわかる」という人もいますが、何よりも体のどこかに痛みがある人は、
確実に骨の衰えが進んでいます。
「痛みをとる努力」と合わせて「骨の若さを保つ努力」をすることが、一生の安心と言えそうです。
骨の老化が進む3大原因
間違ったダイエット
特に骨が成長する20代までに間違ったダイエットをした人は、50代で骨粗鬆症になるケースが多いようです。
若い頃、ダイエットをした経験がある方、今、若い方も危険度が高いです。
ご自分だけでなく、お嬢様、お孫さんは大丈夫でしょうか?
運動「刺激」不足
筋肉だけを動かしても、骨には無効です。骨に衝撃を与えることが大切です。
おすすめの方法は「かかと落とし」です。かかと落としは、骨への衝撃が体重の3倍と言われています。
<効果的なかかと落とし>
ゆっくりとかかとを上げ、一気にかかとを落とします。これだけです。
運動不足気味の方は、1日合計30回以上しましょう。
慢性的な栄養不足
カルシウム・ビタミンDなど、骨の若さを保つために欠かせない栄養素は、全世代で足りていません。
全世代で足りていないということは、何十年もの間、足りない生活を送っている人がほとんどということです。
100人中80人がビタミンD不足と言われています。
骨の若さを保つ努力が、全身に若返り物質を分泌する働きにつながり、脳の若さを保つことがご理解いただけたと思います。毎日少しの運動「かかと落とし」で骨に刺激を与えましょう!